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シリア難民とルワンダの青少年を「戦争を本気で無くす」リーダーに育成する学校を始動

リーダー育成まで見越した素晴らしいプロジェクトです
  • プロジェクト
  • 活動レポート

プロジェクト紹介

「人類の悲願・戦争を無くす」ために。
戦争を経験した国の青少年から世界リーダーを育成する学校をスタート

(写真左:エドテックグローバル代表理事・金野索一。シリア難民の少年たちと)

NPO法人エドテックグローバル代表理事の金野索一です。
戦争の原体験をもつ青少年から世界リーダーを育成する、私たちのプロジェクトにご興味を持っていただきありがとうございます。
今年3月から、戦火から逃れたシリア難民・虐殺後の社会で育ったルワンダの青少年に対し最先端IT(情報技術)&リーダーシップ教育を始めます。

<講義概要>

(エドテックグローバルでは、単なるプログラミングの技術ではなく、より高度なIT技術教育とリーダーシップ教育を行い、世界リーダーの育成を目指します)

今回のプロジェクトのターゲットになるのは、シリアでITを学んでいたが、難民としてヨルダンにいる元大学生、ルワンダでITを勉強する大学生、そしてルワンダの小学生です。

(2016年9月。ルワンダで実施したパイロットプログラム中の一コマ)


(シリア難民の元大学生。右はその父親)

■戦争を無くすため、なぜリーダーの育成が必要か?

これまでの人類は、テクノロジーが急速な勢いで発達し、社会は非常に便利になりました。しかし、ロケットで人が宇宙へ行き、インターネットや人工知能が登場しても、未だ悲惨な殺し合いも、飢餓も世の中から無くなっていません。
(戦火のシリアから逃げてきた難民の家族を訪問した際の写真。戦争で父は失明し、娘はショックで声が出なくなった。)

戦争を増やそう、戦死者・餓死者をもっと増やそうという人は滅多にいません。ではなぜ、世界中の人が切望している戦争を無くすことはできないのでしょうか?
その理由の一つに「戦争が無くならなくても困らない人、=戦争に隣接していない人=本気で戦争を無くす必要のない先進国の人」が世界を動かして来たことが挙げられるのではないでしょうか。
ではもし、戦争がなくならないと困る人たちが世界リーダーとなることができたら?
シリアやルワンダの青少年こそ、まさに戦争がなくならないと困る人達です。彼らは、その悲痛な原体験を通じて、戦争を無くし、平和な世の中をつくることに並々ならぬ意欲を持っています。
(IT学習に打ち込むルワンダの小学生)

彼らがリーダーとして世の中を引っ張る存在になれば、世界から戦争を無くせる可能性が高まります。しかし、彼らには、戦争撲滅のための、リーダーになるための戦略や知識、技術、方法論を持ち合わせていません。
そんな紛争国・貧困国の志を持った人たちを後押しし、世界平和を、人生を賭けて、本気で達成・実現できるリーダーを育成したい。

そんな思いから、今回プロジェクトを立ち上げました。

■ITの力で戦争の原因を取り除け!私たちが紛争地の青少年へIT教育を行う意義


(ITを学ぶ、ルワンダ人大学生)

始まってしまった戦争を IT(情報技術)で止めることは困難ですが、戦争の原因となる様々な問題をIT活用で除去することはできます。これをPeace Engineering=Peace Techと呼んでいます。
このPeace Techを、紛争地の青少年へ伝えていくことで、戦争の原因を未然に取り除くことができたらと私たちは考えています。
例えば、ルワンダ虐殺の原因はフツ族とツチ族の対立で起きたと言われていますが、その本質的原因は、虐殺が起こる前の数年間に天候不順が続き、食料が不足したこと、食品会社がコーヒー豆の買取価格を下げたことで価格暴落が起きたことだと言われています。これらがフツ族のツチ族への虐殺の間接的な引き金となって、結果的にあの100万人が亡くなる悲劇につながってしまいました。
(現在のルワンダの風景)

しかし、食品会社によるコーヒー買取価格の下落が紛争の原因になりうるのなら、例えば、コーヒー生産農家と消費者の間にある生産・物流・EコマーズとITネットワーク化して、ビジネスシステムを構築すれば、食品会社に翻弄されずとも取引を行うことが可能かもしれません。もちろん、IT活用による精密農業で、コーヒー豆生産自体をイノベーションしていくことも有望なPeace Techと言えます。
また、ITスキルの習得は、仕事に繋がります。
教育活動を通じ、受講生の起業や雇用を後押しすることで、自立支援もしたいと思っています。
(ITを学ぶシリア難民の若者)

■技術だけじゃない!
ITを社会のために活用するプログラム「Social Good Method」


エドテックグローバルでは受講生に社会リーダーとして活躍してもらうため、単にITスキルを教えるだけでなく、それを人類や社会のために活用する教育を行います。
現状を見ると、今回、私たちがシリア難民の大学生向けに学校を開始するヨルダンでは、約4000人の若者が「イスラム国」(IS)に参加していると言われています。人数ではアルジェリアが世界最多ですが、人口比率でいうとヨルダンが世界トップです。せっかく理系・技術系教育や高等教育を学んでも、IS等のテロ組織に人材が行ってしまっては、意味がありません。
そこでSocial Good Methodのカリキュラムは、社会貢献のためにICTが使われているケースを学ぶ「IT for Social Good」や、平和的に物事を進めるための「ピースフルマインド」や「ピース・パブリックリレーション」等の独自のコンテンツ構成となっています。
(授業でケースとして扱う、モザンビークの無電化地域におけるIT活用(電子マネーインフラ敷設)の例)

■エドテックグローバルスクールのユニークネス
地元NPO等と連携し、社会問題の現場へ訪問!
生徒一人一人が解決策を考えながら、「ITを用いた課題解決能力」を身に付けます


座学にて、ITやリーダーシップを学ぶだけでは、実際にリーダーとして活躍するには不十分です。そこでエドテックグローバルでは、地元NGOと連携し、ITによる社会課題解決の実践の場を提供します
(連携先のシリア難民支援NGO。女性の就労支援や子どもの進学サポートを行っている)

具体的には、受講生はエドテックグローバルスクールと連携しているNGOや困っている個人の方を訪問し、NGOや個人の方の抱えている問題についてヒアリングを行います。そして、エドテックのスタッフや訪問したNGOの職員と相談しながら、ヒアリングによって聞いた課題の解決方法を考案します。
解決方法の実施にあたっては、世界中から寄付を集めるクラウドファンディングサイトを、学んだ技術を活かし、受講生と学校が共同で開発し、実施のための資金を募ります。
生徒はNGO訪問により、通学費がないために学校に通えない子供達がいることを見つけ、その解決策(スクールバス)の運用を考案。解決策実施のための資金を寄付サイトで募集する)

このアクティビティにより

①受講生の社会課題発見能力/解決能力を高め、
②ITにより寄付を集めて、課題主体者が解決策を実行できるようにすることで、コミュニティに貢献する
2つの方法で地域社会の問題の解決を目指し、生徒一人一人の「母国の人たちのために貢献したい」という思いを後押しします。
(フィールドワークに協力いただく、シリア難民によって運営されるシリア難民支援組織の皆さん。戦争で負傷し障害を負った方たちのリハビリを支援している。)

■最後に 平和構築のために、日本人だからできること

なぜ私たちは、世界平和の実現のために取り組むのでしょうか?
それは、日本人が、そのリーダーを育てるのに、世界でもっとも相応しいからです。
理由は、日本人“3つの中立価値”と“2つの弱点”から来ています。


日本人3つの中立価値とは、
宗教:先進国で唯一フラットである
人種:サミットのメンバーで唯一の有色人種の国である
軍事:武器輸出に大きく頼らずして、GNP3位を実現している
日本人は、宗教・人種・軍事=【世界の3大対立軸】において、中立的で無色透明です。それは世界中どこの国にも真似できない日本の強みです。
「平和を推進するリーダーを育てる」という点において、どの立場にも与していないということは最も重要です。
また日本人2つの弱点とは、
「日本は、個人や国家が存立する上で、絶対に不可欠な①食糧と②エネルギーの多くを外国に依存している」ことにあります。
つまり、人・モノ・金・情報が、自由にボーダレスに行き交う、平和な世界であることで、弱点をクリアできて、最も恩恵を得るのが日本人なのです。
「戦争を経験した青少年から世界リーダーを育成する」この教育プロジェクト:Edo Tec Global Schoolは、日本人だからこそできることなのです。ビジョンの実現に向け、皆様にご支援賜りますようよろしくお願いいたします!

■支援金の使い道

(シリア難民の子どもたち。通学のための交通費が払えず、学校に通えていない。支援金の使い道のひとつ、「フィールドワーク」では生徒とともにこのような家庭や、NGOを訪問し諸社会問題の解決策を共に考案します。)

私たちの:Edo Tec Global School開校には、現地の大学やNPOから教室とPC、ネットワーク環境を提供してもらうなど、現地パートナーからも多大な応援をいただいております。しかし、青少年へ無償で授業を提供するには、資金が足りないのが現実です。「戦争をなくしたい、でもなにをしたらよいかわからない・・・」シリア、ルワンダの学生を世界リーダーへ後押しするべく、ご支援をお願いいたします。支援金は、以下の項目に使用し、プロジェクト(第一期)の終了時に使途を報告いたします。
・学校の運営費(教育は全て無償で提供されます)
・受講生と創る寄付サイト開発費
・カリキュラム開発費
・フィールドワーク、NPO、NGO、困っている個人へのヒアリング、調査費
<プログラム実施概要>
【シリア難民】
(場所)ヨルダンの首都アンマンにある大学「Princess Sumaya University for Technologies(PSUT)」の教室(時期)3月~8月*6月はラマダンのため中断
(対象)ITを学ぶシリア難民、PSUTの学生

(Princess Sumaya University for technology学長のアレファル氏(中央)と幹部の教授陣、代表理事金野(右)、ヨルダン校CEO落合(左))

【ルワンダ】
(場所)ルワンダの首都キガリにある株式会社ASIDセミナールーム
(時期)3月上旬
(対象)ITを学ぶルワンダの大学生、小学生
(2016年9月、キガリにて。ASID担当者と、代表理事金野(左)、ルワンダ校CEO野口(右))

<カリキュラム詳細>



(レクチャー詳細説明図)


●最先端IT授業のコンテンツ
・分散基盤技術であるブロックチェーン技術
・AIやディープラーニングの技術の肝になるデータサイエンス
・ゲームやエンターテイメントの領域で注目される仮想現実(VR)、拡張現実(AR)
・ドローンや衛星などのロボティクス*第二期以降(2017年10月~)導入予定
●Social Good Methodのコンテンツ
・グローバルリーダーシップ
・ピースフルマインド
・情報リテラシー/ピース・パブリックリレーションズ
・IT for Social Good(ケーススタディ)

●フィールドスタディ
・社会問題ヒアリング
・寄付サイトコンテンツ開発

本プロジェクトのページをご覧いただき、ありがとうございます。
ご支援賜りますよう何卒お願いいたします!

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